『いつか』PV撮影インタビュー:内海啓貴さん(タマキ豊役)

2019/02/08いつかblog

『いつか』PV撮影インタビュー:内海啓貴さん(タマキ豊役)


テルの後輩のタマキ豊を演じるのは、「タマキは自分に似ているような気がする」という内海啓貴さんです。自らとの共通点、そしてどんな風に演じていきたいのかについて語ってくれました。

――PV撮影はいかがでしたか?
楽しかったです。タマキくんが電車で通勤するシーンを撮りました。すごく自由人な役だと聞いたので、ちょっと微笑を浮かべた感じで。都電を貸切って撮ったんですよ。僕だけなんかスペシャルな撮影で、すみません(笑)

――タマキという役をどのように解釈していますか。
後輩らしさを出せればいいなと。後輩らしさって、知らないことを先輩に聞くとか、そんな素直さなのかなって僕の中では思ってます。素直で愛嬌がある、自由人というイメージ。登場人物紹介には、「ロマンチスト」とも書いてありますね。

――タマキとご自身は似ていると思いますか?
似ていると思います、たぶん。自分に寄せて作ったら面白いのかな、って。僕も二歳上に兄貴がいて、もともと後輩体質なんです。わりと素で入れるかなと考えています。

――本作に出演しようと思ったきっかけは?
韓国の映画をもとにした作品だということに惹かれました。さらに藤岡正明さんをはじめ、ミュージカルで活躍されている方々と一緒にできるので、やってみたいという気持ちが強くなりました。conSeptが制作している舞台を観劇させていただいて楽しかったことも大きな理由です。

――シアタートラムで演じるミュージカルの面白さとは?
この間、劇場へ観に行って、すごくお客さんとの距離が近いと感じました。客席の奥まで歌も表情も届く。歌を通して空間を一つにしやすそうだと感じていて、内面的な部分ももっとわかりやすく表現できそうな気がします。僕はこれぐらいの大きさの劇場でやったことがないので、すごく楽しみです。

キャストも8人しかいないので、きっと自分の役割があると思います。みんなで一緒に作り上げていきたいですね。劇場の空間を生かした演出をいただいて、自分らしく立てればいいなと思っています。

――この作品で得たいものとは。
他の俳優の方のスキルとかも盗みたいな、って。一番年下で、みなさんのほうが経歴が僕よりも長いので、何か月も一緒にいる間に拝見して学びたいなと思っています。見に来てくださった方の心に残るような作品にしたいです。

――本当に発言も弟キャラですね。ちなみに、内海さんもタマキのようにロマンチスト?
ロマンチストだと思います。星が好きで、高校の時に天文学基礎っていう科目を取ったんですけど……全然身についてないんですよ(笑)。あ、このオチで、インタビューまとまっちゃいましたね(笑)。

文:桑畑優香 / 撮影:安藤毅

  • いつか〜one fine day 公式サイト https://www.consept-s.com/itsuka/
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